2013年

7月

28日

魚眼絵師への道

こんな感じです
こんな感じです

 

 


魚眼レンズ風の絵をフリーハンドで描けたらカッコイイ。

そう思って魚眼絵作成ツールを作ってしまいました。

悟りを開きそうになりました。

 いきなりですが、漫画家のゆうきまさみさんが「どうやって魚眼レンズで見たような絵を描いているのか質問されて「勘みたいなもので」と答えていた。

 

・・・カッコイイ。

 

そういえばエッシャーが魚眼ではないものの球面に映った部屋を描いた絵がある。

 

・・・天才。

 

今どき画像ソフトでチョチョイで魚眼風のイラストなんていくらでも出来るのだろうが、

それがどうした、だ。

そんなのカッコ良くもなければ天才でもない。

そういう私もカッコ良くもなければ天才でもないのだが、魚眼レンズで見たような絵を手描きで描きたいと色々考えているうちに、私でも描ける方法を考えついてしまった。

 

このツールを使って。

 

 

「ツール」なんてシロモノではありませんが
「ツール」なんてシロモノではありませんが

 

早速この魚眼絵作成ツールを使って魚眼絵を描いてみる・・・前に、少しこのツールが誕生したきっかけを聞いていただきたい。

 

 

我が家のドアスコープ
我が家のドアスコープ

 魚眼レンズ風の写真を撮る方法をご存知だろうか。
「魚眼レンズで撮るんでしょ?」と言われそうだが、実は高価な魚眼レンズが無くても「魚眼レンズ風」の写真を撮ることができる。

 

そう、ドアスコープを使うのだ。

 

回してみると意外にもドアスコープはドアから簡単に外れる。

結構有名なやり方らしく、少し検索すれば詳しい方法を見ることができる。

これならば高価な魚眼レンズを持ってなくても、ドアのある家に住んでさえいれば、だれでも簡単に魚眼レンズで撮ったような写真が撮れるわけだ。

 

 

最新のデザイナーズマンションに住んでいる人も撮れるし、築25年の中古マンションに住んでいる私でも撮れる。ドアスコープの前に人はみな平等だ。

 

 

こうやって撮ります
こうやって撮ります

 

しかし、ここで問題が発生した。

うちにはゴツいデジカメしか無い。もちろんレンズもデカい。

ドアスコープをレンズに当てようとして、持ち主である夫からレンズに傷が付く、とNGを食らってしまった。

っていうか、デカいレンズと小さいドアスコープは全く咬み合わない。

仕方なく左の写真のように携帯カメラを使うことにした。

これで写真を撮ってみた。

 

 

 

 

電車が走る貯金箱
電車が走る貯金箱
あじさい
あじさい
街灯
街灯

写真を見てお気づきと思うが・・・微妙にうまくいかない。

携帯のカメラの設定をいろいろいじるがうまくいかない。

その上、ドアスコープを使った写真は画像が濁っている。

 

うちの築25年の中古マンションのドアスコープは、ドアスコープ自身も誕生してから25年経っている。

レンズが劣化したり、内側に汚れが付いたりしているのだ。

 

人はみな平等なんかじゃなかった。

最新のデザイナーズマンションに住んでいる人はきっとクリアな魚眼風写真が撮れるに違いない。

いや、そんな人はちゃんとしたデジカメを使うだろう。

いや、そんな人はちゃんとした魚眼レンズを買うだろう。

 

あああああ・・・格差社会!

 

 

 

そんなことがあり、なんとかフリーハンドで魚眼絵を描きたいという願望が強くなった。

最新のデザイナーズマンションに住んでいる人でも魚眼絵は描けまい。

なんとか描く方法はないものか。

そう思いながら濁った魚眼レンズ風写真を眺めていて、急に閃いた。

 

 

方眼
方眼

 

 

 

 

 

 

これをドアスコープで撮ると・・・

魚眼方眼
魚眼方眼

 

 

 

 

 

 

こうなる!

こうして誕生
こうして誕生

 

 

こうして誕生したのがこの魚眼絵作成ツール。

次のページではようやくこれを使って魚眼絵を描きます!